リサーチニュース: 以前の更新履歴
サイト更新情報 : 実験データに「MEP HyperCelとCM HyperD カラムによるマウス腹水からのIgM精製」をアップしました。
MEP HyperCelは、モノクローナルおよびポリクローナル抗体の回収や精製用に特別に設計された、高結合性・選択性をもつ吸着剤である。
pH7~8の条件下では、抗体に対して疎水的相互作用により吸着するが、溶出時にpH4といった酸性条件にすると静電反発作用が発生し、抗体が吸着剤から脱離することで抗体の回収を可能にしている。
またMEP HyperCelはアルカリに対して非常に安定な化合物であり、1M水酸化ナトリウムで繰り返し洗浄して用いることが可能である。MEP HyperCelは動物の血清や腹水、細胞培養上清などのサンプル中のIgG抗体を効率よく回収・精製することができる。
一方、IgMは5量体構造として存在し、分子量も900kDaと巨大な分子である。しかしプロテインAやGなどに対するアフィニティーが低く、通常ゲルろ過で精製が行われており、一度に処理できるサンプル量が少ないこと、処理時間も大きくかかることが問題とされている。
今回はMEP HyperCelカラムを用いて、FPLCによりマウス腹水に含まれるIgMの回収・精製が可能であるかを検討した。またMEP HyperCelは疎水性結合によってタンパク質吸着を行うため、アルブミン等の疎水性タンパク質が多く夾雑するサンプルでは精製後も一部持ち込みがみられる場合がある。そこでMEP HyperCelカラムでの精製後に陽イオン交換のCM Ceramic HyperDカラムを用いて、抗体純度を向上できるか検討した。
2009-5-11 9:29:13
サイト更新情報 : 実験データに「MEP HyperCelRを用いてIgMの精製が可能かどうかの検証-2」をアップしました。
MEP HyperCel は、モノクローナル抗体およびポリクローナル抗体の回収や精製用に特別に設計された、高結合性・選択性をもつ吸着剤である。
MEP HyperCel は動物の血清や腹水、細胞培養上清などのサンプル中の IgG 抗体を効率よく回収・精製できる。pH7~8 の条件下では、抗体に対して疎水的相互作用により吸着するが、溶出時に pH4 といった酸性条件にす ると静電反発作用が発生し、抗体が吸着剤から脱離することで抗体の回収を可能にしている。また MEP HyperCel はアルカリに対して非常に安定な化合物であり、1M 水酸化ナトリウムで繰り返し洗浄して用いることが可能である。
一方、IgMは5量体構造として存在し、分子量も900kDaと巨大な分子である。しかしプロテインAやGなどに対するアフィニティーが低く、通常ゲルろ過クロマトグラフィーで精製が行われており、一度に処理できる サンプル量が少ないこと、処理時間も大きくかかることが問題とされている。
前回までの実験で、MEP HyperCelを用いて腹水に含まれるマウスIgMの回収・精製を試み、簡便かつ効率よく精製できることが確認されている。今回はハイブリドーマの培養上清を用い、MEP HyperCelを用いてより大容量のサンプル(数百mL単位)からマウスIgMを精製し、そのパフォーマンスを検討したので紹介する。
2009-3-17 7:37:33
サイト更新情報 : 実験データに「細胞培養バッグを用いたスケールアップの検討」をアップしました。
タンパク質製剤の開発が活性化するとともに、哺乳類細胞を始めとする動物細胞の浮遊培養方法に注目が集まっている。 数百mlの培養であればスピナーフラスコや三角フラスコで可能だが、数L規模になると適切な培養方法がないことがボトルネックとなっていた。 そんな中、プラスチックの細胞培養バッグが注目を集めている。細胞培養バッグは、KLa[酸素(の物質)移動容量係数]値が高く、インペラーが無くせん断力が弱い、 コンタミネーションのリスクが少ないことから有用である。 また、最大で100Lクラスの大量培養にも対応可能である。また他のプラスチック容器と異なり、在庫や廃棄時の容量が少なくコスト面でも有用である。
今回、振とう培養機で使用可能なカルチャーバッグ[ 藤森工業(株)]を用いてCHO細胞による抗体生産プロセスを三角フラスコによる培養を行うことで、間違いなくカルチャーバッグを活用できる実験系や、その結果得られるアウトプット(細胞数、生存率、抗体生産量)について考察した。
2008-11-26 14:05:01
サイト更新情報 : 実験データに「MEP HyperCelRを用いてIgMの精製が可能かどうかの検証-1」をアップしました。
MEP HyperCelは、モノクローナル抗体およびポリクローナル抗体に対して高い結合性と選択性をもっており、抗体の回収や精製に最適な吸着剤である。MEP HyperCelは動物の血清や腹水、細胞培養上清などのサンプル中のIgG抗体を効率よく回収・精製でき、プロテインA吸着剤とは異なり、サブクラスや動物種に関係なくIgGと結合が可能なため、弱結合性のマウスIgG1などの精製も可能である。pH7~8の条件下では、抗体に対して疎水的相互作用により吸着するが、溶出時にpH4といった酸性条件にすると、静電反発作用が発生し、抗体が吸着剤から脱離することで、抗体の回収を可能にしている。
一方、IgMは5量体構造として存在し、分子量も900kDaと巨大な分子である。しかしプロテインAやGなどに対するアフィニティーが低く、IgMサンプルから他のイムノグロブリンクラスを除去するなど、複数のステップを必要とするため、精製にかかるコストも時間も大きくなるのが問題である。今回、MEP HyperCelを用いて、腹水に含まれるマウスIgMの回収・精製を試み、そのパフォーマンスを検討した。
2008-11-5 17:09:37
サイト更新情報 : 実験データに「vivamagicを用いたトランスフェクション能の検討」をアップしました。
細胞への遺伝子導入(トランスフェクション)は分子生物学では必須の技術のひとつです。OPTIMA社のVivaMagicは非リポソーム性のトランスフェクション試薬で動物由来の成分を含まず、広範囲の動物細胞、昆虫細胞、接着細胞から浮遊細胞まで適用できます。今回はVivaMagicを用いて、蛍光タンパク質YFPを発現するプラスミドをヒト浮遊細胞にトランスフェクションしました。
2008-11-4 10:09:49
サイト更新情報 : 実験データに「BD BioCoat? プレート バラエティパックを使用した PC12 細胞の神経分化効率の検討」をアップしました
動物細胞の増殖・分化の際には周囲の基質が大きな影響を与えるため、培養におけるディッシュ底面コート基質の選択は非常に重要である。 BD BioCoat プレート バラエティパックはコラーゲン I、IV やフィブロネクチンなど様々な基質がコートされた 6 ウェルプレートが 1 枚ずつセットになっており、細胞に適した基質の選択や、基質を変えた際の細胞への影響を検討することができる。
今回はこの BD BioCoat プレート バラエティパックを用いて、PC12 細胞に神経分化誘導を行い、各コートの分化への影響を観察した事例を紹介する。また同時にディッシュ上で細胞の抗体染色を行い、染色の様子や、各染色ステップを経た後のディッシュ上への保持具合も併せて検討した。
008-10-28 14:12:01
サイト更新情報 : 実験データに「腹水サンプルからのIgG精製及びTherma-Max® UPA Protein Aの許容希釈率」をアップしました
前回の実験で、熱応答性磁性ナノ粒子(Therma-Max? UCSTシリーズ)にプロテインAを結合したTherma-Max® UPA Protein Aを用い、ハイブリドーマの培養上清から実際にIgGの精製を行った事例を紹介した。 今回はより夾雑物の多いマウス腹水サンプルを用いてIgGの精製を行った事例を紹介する。 また同時に取扱説明書の推奨プロトコルよりもTherma-Max® UPA Protein Aを希釈し、mLオーダーまで反応容積を増やした際の回収率についても併せて検討を行った。
2008-10-23 13:09:30
サイト更新情報 : 実験データに「可溶性タンパク質のインダクションに最適! Cherry Codon Kitの検証」をアップしました
大腸菌を用いたタンパク質の発現系は、タンパク質を安価で大量に発現するうえで有用な手法である。しかし、サンプル数が増加した場合、インダクションに伴うIPTGの滴下、不溶性タンパク質の確認作業、その後のタンパク質の可溶化作業が効率化を進める上で課題であった。
Cherry Codon Kit (DELPHI genetics製:日本ではコスモバイオから発売)は、タンパク質が可溶性であった場合、タグとして付いているCherryが発現し培養液が赤くなることでその判断ができる。今回私たちはその有用性について検証してみた。
2008-10-14 15:21:01
サイト更新情報 : 実験データに「熱応答性磁性ナノ粒子 Therma-Max® LPA/UPA」をアップしました
抗体はバイオサイエンス分野において必須の研究ツールであり、目的とする抗体の種類と純度によって様々な精製方法が開発されている。IgGの場合にはprotein AやGを利用したアフィニティー精製が、簡便かつワンステップで高い純度を得られる方法として最もよく利用されている。従来用いられてきた非磁性の樹脂によるアフィニティー精製では、抗体と樹脂とを結合させた後にチューブ中のビーズの遠心を繰り返したり、樹脂充填カラムに長時間バッファーを流して洗浄する必要があった。対して近年広まりつつある磁気ビーズを用いた物質の分離精製は、手軽かつ数秒から数分で迅速に行えることが大きな利点となっている。
Therma-max®は温度によって可逆的に凝集と分散を繰り返すことができる、熱応答性磁性ナノビースである。従来のミクロンサイズの磁気ビーズに比べてTherma-max®は粒子径が100nmと非常に小さいため、相互作用に利用できる表面積が大きく、分子認識能が極めて優れている。また、ナノサイズの粒子では通常磁気分離が極めて困難だが、Therma-max®はわずかな温度変化で凝集し、容易に磁気分離することができる。
今回はこの熱応答性磁性ナノ粒子Therma-max®にプロテインAを結合したTherma-max® protein Aを用い、ハイブリドーマの培養上清から実際にIgGの精製を行った事例を紹介する。
2008-7-3 13:06:18
サイト更新情報 : 実験データに「酵母・植物体からのRNA抽出の方法の開発」をアップしました
植物細胞やグラム陽性菌は厚い細胞壁をもっており、RNAを抽出する際には細胞壁の酵素処理や物理的破砕のステップを加える必要があります。細胞壁の処理にはサンプルの処理量、収量、目的とするRNA純度などにより様々な手法があるが、少量のサンプルを簡便に処理する手法としては、ビーズと専用の破砕装置を用いた物理的破砕法が一般的に知られています。しかし固い細胞骨格を持っているグラム陽性菌やカビ、更にそれに組織構造を併せ持ち、かつ液胞に様々なRNA分解酵素を持つ植物体では、破砕が十分ではなくRNA収量が低い、激しく壊すことによる細胞壁や葉脈などのごみによるRNA純度の低下、の諸問題が存在します。さらに破砕できる装置が非常に高額であり、コストパフォーマンスの問題も存在します。
今回私たちNPO法人サイエンス・コミュニケーションでは、タイテック社が開発したGM-01に着目し、本装置を活用したRNA抽出方法の開発に取り組みました。
2008-5-13 10:05:39
サイト更新情報 : 実験データに「FreeStyle293細胞を用いた一過性タンパク質発現の検証-1」をアップしました
近年、抗体医薬などをはじめとしたタンパク質製剤の研究開発が盛んになっています。その中で注目されているリーサチツールがFreeStyle MAX 293 Expression Systemです。タンパク質製剤を開発する際に、そのターゲットのタンパク質やそれに対応する抗体の立体構造を解析することは非常に重要です。更に、その立体構造がヒトのモノと同一であることは、その後の創薬のプロセスを効率化します。
今回の検証ではこの話題のリサーチツールを用いて実際に薬剤候補の抗体の発現実験で検証してみました。
2008-4-4 15:31:38
サイト更新情報 : 実験データに「Helicobacter pyloriの無血清培養における強制通気装置の有用性」をアップしました
Helicobacter pyloriをはじめとした微好気性菌の培養は、培地に動物血清を添加し、人工的な微好気条件下で行う。血清成分の添加は安定した培養を保証するものであるが、培養上清中の分泌蛋白の解析や精製をする為には、その血清蛋白質の存在が、培養後の蛋白質の解析や精製過程を阻害することは明白である。
そこで、Helicobacter pyloriの培養に実績(参考データとして文末に掲載)のある、嫌気ガス強制通気式の振とう培養装置(CO2-BR40LF タイテック社製)を用いた培養プロセスの改善、すなわち、無血清培地でのパフォーマンスを検討した。
2008-2-26 15:06:20
サイト更新情報 : 実験データに「精製した抗体から界面活性剤をワンステップで除去する実験プロセスの紹介」をアップしました
タンパク質の精製プロセスにおいて、夾雑物の除去などに界面活性剤が用いられることは多い。しかし、その結果、サンプル中に界面活性剤が残留してしまい、その除去には困難を伴う。また、除去の過程で、折角の高濃度サンプルが希釈されて場合もある。
今回は、Pall(株)製の界面活性剤除去クロマトグラフィー樹脂「SDR HyperD レジン」を実際に使用し、高濃度抗体タンパク質サンプルから界面活性剤の分離除去をおこない、そのパフォーマンスを検討した。
2008-1-17 9:25:45
協賛企業・団体からお知らせ : ビーズ破砕対応多目的スピンダウンミキサー バグクラッシャーGM-01のWEBサイトオープン
ライフサイエンスのラボでは頻繁に行われる「撹拌」と「スピンダウン(遠心)」の機能を併せ持った『ビーズ破砕対応多目的スピンダウンミキサー』が バグクラッシャーGM-01です。高速反転撹拌機能を採用、ボルテックスミキサーの2600r/min相当の撹拌力を実現。スピンダウン機能はMax.1000xgの遠心力を発揮します。
製品の詳細はこちらでご覧ください。
2008-1-7 10:53:32
サイト更新情報 : 実験データに「Fibox3を用いた単離ミトコンドリアにおける酸素消費量の測定」をアップしました。
ザゼンソウは早春に花を咲かせる発熱植物である。ザゼンソウの肉穂花序と呼ばれる器官は、外気温が氷点下まで低下するような寒冷環境下においても、その温度を20℃内外に保つことができる恒温性を有する。このような植物の発熱現象においては、発熱細胞群におけるミトコンドリアの呼吸活性の賦活化に伴う呼吸量の上昇が観察される。植物ミトコンドリアにおける呼吸経路は、cytochrome oxidaseを介した一般的な呼吸経路と、シアンに耐性を有するalternative oxidase (AOX)を介した植物に特徴的に見られる呼吸経路に大別でき、植物の発熱現象にはAOXが重要な役割を担っているとされている。
ミトコンドリアの呼吸を解析する方法としては、クラーク型の酸素電極を使用するのが一般的であるが、電極のセットアップや操作には慣れが必要であり、技術の習得には時間を要する。そこで、初心者でも簡便にミトコンドリアの呼吸測定を可能にする測定機器として非破壊酸素濃度計Fibox3を検討した。
2007-12-28 16:20:00
サイト更新情報 : 実験データに「DNAマイクロアレイ法を用いた胚性インターフェロン・タウ発現に関与する因子群の探索」をアップしました。
反芻動物の妊娠・着床期に胚のトロホブラスト(栄養膜)細胞から時期・細胞特異的に分泌される母体の妊娠認識に不可欠な因子であるインターフェロン・タウ(IFNT)の発現調節機構の解明のため、IFNT mRNAの発現が開始されるハッチング(孵化)後(受精後8日目後)のウシ・トロホブラスト細胞を採取し、それらの細胞をハッチング前のウシ・トロホブラスト細胞と遺伝子発現をAffymetrix社製のGeneChip®Bovine Genome Arrayを用いてIFNT発現に関わる因子群をマイクロアレイ法にて精査した。
2007-12-28 16:15:57
サイト更新情報 : ダウンロードに「安価&高感度にウェスタン検出!!」PDFをアップしました。
ウェスタンブロッティングにおいて現時点で最も優れたコストパフォーマンスの提供を目指した日本ミリポアの化学発光関連試薬「Immobilon」とタイテックの化学発光検出解析装置「LumiVisionPRO」の組合せをご紹介するPDFをダウンロードいただけます。
詳細はダウンロードのページをご覧ください。また、この書類の詳細は実験データのページでご覧頂けます。
2007-11-8 13:27:58
サイト更新情報 : 実験データに「コストリーズナブルなウェスタンブロッティング実験方法の検討」をアップしました。
「ウェスタンブロッティング法は、ライフサイエンス分野で、細胞抽出液等に微量に含まれるタンパク質でも明瞭に検出できる手法として、ライフサイエンスの様々な分野で、目的タンパク質の検出や解析に利用されている。ウェスタンブロッティング法によって標識化されたサンプルタンパク質の検出にはフィルム感光法、検出機器による感光法(X腺、冷却CCD、スキャナー)等がある。冷却CCDカメラを使用した検出法では、暗室が不要で、撮影した画像がデジタルデータとして保存ができ、初心者でも簡便に結果が得られるようになった。
ウェスタンブロッティング法はますます身近な手法になり、検出消耗品、試薬、検出試薬の選択肢も広がってきている。貴重な研究サンプルをより有効に利用することや、実験コストを下げることは、我々研究者にとって重要な課題であるが、価格が高くてもラボで伝統的に使われてきた既存試薬や装置の置き換えには躊躇しがちである。それは結果に一定の再現性が担保されるからである。
そこで、ウェスタンブロッティング法において、コストパフォーマンスの見直しを可能にする有望なリサーチツールの検討をおこなった。
2007-11-6 17:52:08
サイト更新情報 : 実験データに「ボトル詰め担体の空カラムへの詰め方」をアップしました
カラム担体を注文すると、粒子状・ゲル状の担体が入ったボトルが納品されます。
一度でもカラムに担体を充填したことがあれば、どうすれば良いのかすぐわかりますが、やったことが無いと自分の操作が適切なのかどうかが分かりません。ここではその辺にあるカラムに担体を実際に詰める操作をご紹介します。
2007-10-9 11:38:27
協賛企業・団体からお知らせ : 日本初上陸。世界の水質測定機器ブランド「ミルウォーキー」WEB特価サイトオープン
国内有名ブランドのpHメーターと同等の仕様を、ほぼ半額で手に入れるチャンスです。日本初上陸、世界の水質測定機器ブランド「ミルウォーキー」のWEBショップがオープンしました。日本ではタイテック株式会社がお届けします。
ウェブサイトはこちらをご覧ください。
2007-10-5 10:04:06















